「プラシーボ効果」思い込みで自分の力を最大限に発揮
みなさんは、「プラシーボ効果」をご存じでしょうか?
この効果は、思い込みによって、怪我や病気が治るという効果です。
この記事はそんな「プラシーボ効果」について説明していきたいと思います。
プラシーボ効果とは
本来薬効をもたない、偽薬(投与された薬が病に効果がない)を投与すると症状が回復したり、和らいだりする現象です。いまでは、日常生活で「プラセボ効果」とよく耳にするのではないでしょうか?
「プラセボ (placebo)」という言葉はもともと人を喜ばすという意味のラテン語です。この効果は、正確な治療法が見つからないときに、患者に与える偽薬などとして扱われていました。
プラシーボ効果の信憑性
この効果は心理的な反応が多く、あるプラセボを用いれば必ず特定のプラセボ効果が期待できるわけではないので、効果の出現率は確率的であると言える。
プラセボ効果を最初に調査結果として発表した麻酔実験学者ヘンリービーチャーは、この効果が表れたのは1082人中の35%であると述べました。このデータは決して高くないため、多くの論者はプラセボ効果を支持するには、十分な証拠とは言えないとされた。
病は気から
日本のことわざで「病は気から」という言葉がありますよね!これが、まさに「プラシーボ効果」なんです!
誰しもが時々、心理的にも身体的にも疲労を感じることがあると思います。私も部活動や友人関係などでストレスを感じることがあります。
私はよく風邪ひいたかも、熱があるかもと感じたときは熱を測らないようにしています。なぜなら、気の持ちようによって体調が良くなったり、悪くなったりするからです。
そのため、「風邪はひいてない」、「全然大丈夫」と思い込むことで気持ちに余裕ができます。
ストレスとうまくつきあう
ストレスとうまくつきあうことって、とても難しいですよね?
無意識のうちに問題事について考えてしまい、その悩みから抜け出せないという悪循環に陥ると思います。
そんな時に、うまく発散したり、ストレスとなっている事象との関り方、そのものに対する捉え方を変えるなどして、心理的負担を軽減することが大切です。
そのため、大切なのは、「大丈夫」と思い込むことが大切です。ストレスを感じたときはあまり深く考えず、自分には「余裕がある」、「なんの問題もない。大丈夫」と思い生活していくことでストレスと上手くつきあうことができるのではないでしょうか?
ご清聴ありがとうございました。